ジャン黒糖の映画あれこれ

【予習編】『シビル・ウォー /キャプテン・アメリカ』特集!なぜヒーローは決裂することに?!

【予習編】『シビル・ウォー /キャプテン・アメリカ』特集!なぜヒーローは決裂することに?!

【予習編】『シビル・ウォー /キャプテン・アメリカ』特集!なぜヒーローは決裂することに?!


どうも、ジャン黒糖です。

すっかり下書き状態で止まってしまっていたのですが、、、今日は『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』公開!キャプテン・アメリカシリーズ特集です!!

キャプテン・アメリカ

アメコミ原作の方については未読のため、、今回はマーベル・シネマティック・ユニバース(以下、MCU)一連の流れの中でキャプテン・アメリカとは一体、どんなキャラクターなのか、そしてMCU第13作目『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でなぜキャプテン・アメリカは同じくMCU人気キャラのアイアンマンとなぜ戦わなければならなくなったのか、過去作を予習することで紐解いて行きたいと思います。

キャプテン・アメリカシリーズとは

アメコミとしてキャプテン・アメリカが誕生したのは1941年で時は正に第二次世界大戦真っ只中のことでした。
彼の星条旗を掲げた見た目、そしてキャプテン・アメリカ第1作目の『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011年)で描かれている通り、彼は戦時中のアメリカ国民にとっての戦意高揚の象徴として誕生した、プロパガンダとして扱われたヒーローでした。

彼は、MCUに登場する他のヒーローと比べても超常的な能力や突出した武器を持っている訳でもなく、持ち合わせているのは完璧すぎる強靭な肉体とどんな攻撃も受けない盾、そして愛国心という実にシンプルな3つしか持ちあわせていない。

そんなキャプテン・アメリカこと、スティーブ・ロジャースを演じるは、あの『ファンタスティック・フォー』(2005年 ※ジェシカ・アルバ版といいますか、、ジョシュ・トランク監督による2015年リブート版じゃない方です笑)で超人ヒーローの1人、火を自在に操るヒューマン・トーチを演じたクリス・エヴァンスです。

クリス・エヴァンス
『ファンタスティック・フォー』のクリス・エヴァンス

『ファンタスティック・フォー』の時にはヒーローなのにイタズラに何をしでかすかわかったもんじゃない女ったらしのチャラチャラした役柄を演じていました(それもそれでとても似合ってました)が、キャプテン・アメリカはむしろ真逆といっていいほど、国を想う一心で戦う真面目で、筋肉も盛り盛りな青年です。

そんなキャプテン・アメリカの、圧倒的な強さこそ他のMCUキャラと比較したら劣るものの、誰よりもまっすぐで熱い想いを持っている姿に共感してか、『キャプテン・アメリカ』シリーズはMCUシリーズの中でも主要人気キャラとして君臨しているんだろうな、と思います。

それでは、そんな彼がなぜ今回の『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でアイアンマン含めた、最強のヒーローチームであるアベンジャーズは対立・分裂せざるを得なくなってしまったのか、キャプテン・アメリカ過去作を振り返っていこうと思います。

過去作プレイバック

『キャプテン・アメリカ/ザ・ファーストアベンジャー』(2011年)

MCU第5作目にして、MCU第1フェーズのラストを飾る『アベンジャーズ』の直前にあたる作品で、監督は『ミクロキッズ』(1989年)『ジュマンジ』(1995年)『ジュラシック・パーク3』(2001年)のジョー・ジョンストン監督
上述の通り、”キャプテン・アメリカ”と名乗り第2次世界対戦期に戦意高揚の象徴として国に仕えた彼が、悪の組織ヒドラと戦うキャプテン・アメリカの誕生譚を描いた本作。

MCUの集合体『アベンジャーズ』の主要キャラが誕生・活躍するサマを描くのが第1フェーズの主な特徴なのですが、誕生譚としてのまとまり、スケール感共に良く出来た作品だったように思います。

記念すべきMCU第1作の『アイアンマン』(2008年)が大成功したにもかかわらず、『インクレディブル・ハルク』(2008年 ※日本では『アイアンマン』より本作の方がなぜか2ヶ月近く先に公開…)、『アイアンマン2』(2010年)と作品評価的に不遇な結果に終わり、『マイティ・ソー』(2011年)はソーの住むアスガルドと地球のギャップネタは面白かったものの、ゆうても地球側の舞台は片田舎でちょっと小物臭が否めなかった中、『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』は第二次世界大戦を舞台に、あきらかナチス・ヒトラー意識の強い悪の組織ヒドラとの戦いが描かれ、自分個人としては第1フェーズの中でもかなりキャラの魅力が良く出来た作品だなぁという印象でした。

本作でキャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースは元々体が貧弱にもかかわらず世は第二次世界大戦、兵士としてどうにか一役お国のためになりたいと願うまっすぐな性格で、それを買われて政府が水面下で行なっていた人体実験の結果、完璧なボディを手に入れるようになります。

クリス・エヴァンス
うほっ!良いカラダ♪

ただ、ここで面白いのは、彼が完璧なボディを手に入れたからといってすぐに戦争で活躍するのではなく、政府の命を受けて戦場ではなく街の舞台で歌を歌い踊る、国民にとっての戦意高揚のプロパガンダ施策のひとつとして活動するんですね。宝(カラダ)の持ち腐れですよ。笑

キャプテン・アメリカ プロパガンダ
ええぇ〜っ、、クソださ!!笑

ただ、彼の完璧なボディとはアンビバレントな活動ぶり、という立ち位置はのちの続編にも非常に関係のある重要な展開を生み出すことにも成功しています。

戦意高揚ステージの巡業としてある戦地に訪れたキャプテン・アメリカは、戦死したと聞いていた親友のバッキー(のちのウィンター・ソルジャー)が実は捕虜として捕まっていることを知る場面で、スティーブ・ロジャースが想いを寄せるペギー・カーターが以下のように語るのですが、この言葉は本シリーズにおけるかなり重要なターニングポイントとなります。

「実験用モルモットになるか、踊るサルになるか。」
ペギー・カーター

人体実験で不屈のボディを手に入れ愛国心に燃えるも、愛すべき国のためとはいえ戦地ではなく舞台で戦意高揚を歌い踊り続けることに疑問を抱いていた彼はこの言葉を機に親友を救うため、遂に戦場へ駆けつけるようになります。

キャプテン・アメリカ

ただ、彼がペギーの言葉をきっかけに、自分の信念に正直に向き合いヒドラと戦うものの、最後には想いなかば70年の時を経て21世紀に目が覚める、というなんとも虚しいラストが待っており、彼の誕生譚として、且つMCUとして他メンバーの物語に繋げていく要素として、非常に良く出来た展開だなぁと思いました。

たしかに1本の単体映画として見れば現代に急に飛ぶなんて乱暴にも程があるラストですが、ただ、”想い半ば”飛んでしまったことで、彼の愛国心は燃えたまま、これまで過ごしてきたすべての出来事が過去のものとなってしまい、キャプテン・アメリカシリーズ2作目以降の伏線に繋がる上手い展開になっているかと思います。

『キャプテン・アメリカ/ウィンターソルジャー』(2014年)

続くキャプテン・アメリカシリーズ第2作目にしてMCU第9作目にあたる本作は、前作に引き続き脚本はクリストファー・マルクスとスティーヴン・マクフィーリーコンビ、監督には前作のジョー・ジョンストン監督に代わりアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟が起用されました。

前作ラストで南極に不時着・凍結してしまったキャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースは、70年の歳月を経て現代にて発見・生還するのですが、その間に文化・テクノロジー・政治は大きく変化し、かつての最愛の恋人ペギー・カーターは90近くのおばあちゃんになるなど、現代への適応にかなりの苦労を強いられます。

そんな中、「ヘリキャリアー」と呼ばれる、人工衛星で特定した犯罪者を未然に攻撃できる巨大な最新兵器の存在を、自身が所属する諜報機関SHIELDに知らされたロジャースは、正義のためのSHIELDのやり方に疑問を抱くようになるも、やがてSHIELDの一部メンバーによる組織的な策略にハマり、追われる立場となるも真相を暴くべく自身の属する組織と戦う、というこれまで以上にポリティカルなテーマに突っ込んだ、MCU過去作中でもかなりシリアスな作品となっています。

キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー
話のシリアス路線に合わせてこれまで以上にアクションもマーシャルアーツ色の濃いリアルなものに。

愛国心溢れる彼が、本作では信頼すべき体制側(=SHIELD)でさえ、平和維持のための武力行使として市民を威嚇させうることが出来てしまうことに対する不信感を募らせていくことになり、これまで以上に国策に対する信頼は無くなり、自身の「正義とはこうあるべき」という理念や理想といった、よりパーソナルな視点に重きを置くようになります。

ここでの経験が、最新作『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』において、各スーパーヒーローを国連管理下におくべきか否か、という正義観を問う非常にセンシティブな議題に対してとても重要な要素になっていると考えられます。

監督のルッソ兄弟は、現代社会にも通じるヒーロー映画にしてはリアリティ且つ、かなりダークなトーンを持った本作を手掛けたこの手腕が買われ、続く『シビル・ウォー/~』、さらには第3フェーズのヒーロー集結映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーPART1&2』でも監督に起用が決定しました。

『アベンジャーズ』『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』

そんな、愛国心溢れ、理想に真っ直ぐな男、キャプテン・アメリカは最強ヒーロー集団アベンジャーズの中ではどのような立ち位置か、2本の『アベンジャーズ』作品から考察するに、チームの中でも割りとリーダーシップを発揮する側の人と思われます。

キャプテン・アメリカ アベンジャーズ

たとえば『アベンジャーズ』(2012年)で、どのように宇宙からの脅威に立ち向かうか、率先してチームを引っ張っていましたし、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015年)でも、後から入ってきたヒーローたちを指揮するなど、SHIELD組織内、アベンジャーズチーム内でも人望のアツいリーダー的ポジションを担っているのではないのでしょうか。

一方、MCUの中でも同じく人気を二分するアイアンマンこと、トニー・スタークはアベンジャーズの中ではしばしば詳しいプロセスの説明無しに、一見突拍子もないアイデアをポンっとメンバーに出しては困らせるため、若干トラブルメイカー的な役割を担い(自由人っぽい態度もとりますしね笑)、彼のアイデアを紐解けば「そういうコトだったのね!」と後追いで納得(且つ映画的にもアガる!)することが多く、しょっちゅうロジャースとぶつかることがあります。

キャプテン・アメリカ アイアンマン
口論するスティーブ・ロジャースとトニー・スターク

たとえば『~/エイジ・オブ・ウルトロン』では、ヒーローがいくらいても世界の脅威を救うには数に限界があると考えるトニー・スタークが、人工知能を持ったロボットを手配することで世界中の危機・脅威に対して一次的救済をより確実なものにする、という目的で「ウルトロン計画」を立てるのですが、この人工知能に使われるAIの不確実性にロジャースは真っ向から否定します。
(結果的にウルトロンは暴走を始め、「トニーざまぁwww」状態になってしまうのですが。。。)

『~/ウィンター・ソルジャー』での「ヘリ・キャリアー」の経験もあってか、ロジャースにとって武力行使として人工知能を使うこと、人の血が通っていない武力を行使することに強い拒否を持っており、信じられるのは自分らの屈強なパワーと真っ直ぐな想いだけ、というなんともアツい男であることが伺えます。

ただ、その半面『アベンジャーズ』でのニューヨークの戦いや『~/エイジ・オブ・ウルトロン』でのソコヴィアの戦いなど、いくつものミッションを乗り越えて、ロジャースとトニーの間に堅い友情が芽生えているのもたしかで、『~/エイジ・オブ・ウルトロン』中盤の薪割りシーンやラストのSHIELD本部前での会話シーンなど、”シビれるオトコ”感溢れる友情もしばしば描かれます。

どうなる『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』

さて、いよいよどうなる『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』という件についてですが、結論から先に申し上げるとこれまでのMCU作品とは大きく異なる作風になることが予想されます。
(既に映画が公開して1ヶ月近くが経とうとしているいまとなっては予想するのはあまり意味のない結果論ですが…笑)
”作風”というと多少語弊のある言い方ですが、言ってしまえばスターウォーズでいうアナキン三部作(エピソードⅠ~Ⅲ)、特に『~エピソードⅢ/シスの復讐』のような、かなり悲劇的な物語になるかと思われます。

シビル・ウォー キャプテン・アメリカ

これまでのMCU作品は個々の作品内においては、倒すべき敵や解決すべき課題というのが明確であったのに対し、今回の作品では「正義としての正しさは何か」という問題に対してキャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースとアイアンマンことトニー・スタークがぶつかり合うことになるため、敵対するのは「倒すべき」相手ではないですし、「解決すべき」問題もこれまで綿密に構築してきたMCU作品において一筋縄ではいかないのです。
(その点、『バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生』はDCEU出発点となる作品のため、対立するヒーローたちに「倒すべき敵」を置くコトで展開を生んだ点が異なります。)

そのため、映画としてもロジャースとトニーという、決して相容れない想いを抱えつつも堅い友情で結ばれた2人を中心にヒーローが分裂する悲劇が描かれ、これは過去どのMCU作品ともトーンの異なる作風になることが考えられます。

極めて強大なパワーを持つスーパーヒーローたちの力を、正しく行使するために各ヒーローを国連管理下に置くことに賛成するアイアンマン側と、管理下に置いては各ヒーローの判断が鈍ると懸念するキャプテン・アメリカ側、どちらも「正義の正しさ」を想う気持ちは変わらずとも、その方針が異なる両者の行方は一体どうなるのか。
次回、いよいよ『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』レビューです!

ではでは~。


  プロフィール  PR:無料HP  免許合宿 口コミ  合宿で免許取得  スタッドレスタイヤ 格安  中古ホイール 三重  タイヤ MPV 格安  ベース 専門学校  オイルフィラーキャップ 中古  人吉自動車学校  開運パワーストーン  物流コンサルティング  音楽 専門学校 福岡  RX-7 中古  名簿屋