ジャン黒糖の映画あれこれ

『シビルウォー/キャプテン・アメリカ』観ました!MCU新たなフェーズの幕開け映画!レビュー

『シビルウォー/キャプテン・アメリカ』観ました!MCU新たなフェーズの幕開け映画!レビュー

『シビルウォー/キャプテン・アメリカ』観ました!MCU新たなフェーズの幕開け映画!レビュー


どうも、ジャン黒糖です。

それでは早速参りましょう、前回の予習編に引き続き今回いよいよレビューするのは『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』!!!

予習編はこちら↓↓↓
【予習編】『シビル・ウォー /キャプテン・アメリカ』特集!なぜヒーローは決裂することに?!

予告編はこちら↓↓↓

はい、という訳で観てまいりました『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』!
今回も早速まずは本作を観た私の感想を一言でまとめると、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』は本作以前と以後でMCUどころか、ヒーロー映画の新たな分岐点的映画となることは間違いない、決定的作品になった!!と言って過言でないと思います。

『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』が描いたヒーロー映画の新境地

詳しくは後述しますが、アメリカのヒーロー映画、特に『ダークナイト』以後のヒーロー映画に顕著なテーマ「自警団主義」をテーマにした作品としては、また新しい領域に達したなぁと思いました。

シビルウォー キャプテンアメリカ

ただ、とはいえ『ダークナイト』(2008年)とか『バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生』のザック・スナイダー監督作『ウォッチメン』(2010年)みたいに1本ぽっきりで成り立つ作品ではなく、『アイアンマン』(2008年)に始まり、これまで当作品含め計13本にわたってシリーズの世界観を構築してきた故の賜物のため、これはMCU以外到底マネ出来ないものではあるのですが。。。笑

元々、MCU記念すべき第1作である『アイアンマン』を初めて観たときも「1本単体でも大作なのに、それがヒーロー大集結映画を作るって本当にありえんの?!」と思っていたぐらいだったので、それが4年後の『アベンジャーズ』(2012年)で遂に実現し、さらにはこの波に対抗すべくDCコミック側もDCエクステンデッドユニバースと称して『マン・オブ・スティール』(2013年)『バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生』を打ち出してきました。

このように、いまの映画界において非常に大きな流れと勢力を誇るMCUが遂に”ヒーローの分裂”という新たな流れを打ち出すのは積み重ねてきたからこその、到底マネできないことと思います。
MCU、DCEU、そして『X-メン』シリーズをはじめとする20世紀FOX×マーベル・コミック、とアメコミ映画正に全盛期のいま、ほぼ毎月当たり前のように公開しているアメコミ映画群において本作『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』が成し遂げた偉業がいかにすごいか、これは作品のクオリティ抜きにしても改めて実感しました。

シビルウォー キャプテンアメリカ

予習編でも触れましたが、従来のヒーロー映画は倒すべき悪や解決すべき課題が目の前にあって、それをいかに退治するか、解決するか、というヒーローの姿勢を描いてきたのですが、今回の『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』は「正義の正しさとは何か?」という答えの無いテーマを問うアイアンマンとキャプテン・アメリカを中心に、ヒーローが分裂していくサマが描かれ、この挑戦自体に拍手を送りたいです!

監督は次回作アベンジャーズも務めるルッソ兄弟!

今回、求められるハードルが高かったであろうにも関わらず、見事なキャラ分け・アクションを演出してくれたのが、キャプテン・アメリカシリーズの前作『~/ウィンター・ソルジャー』(2014年)の監督を務めたアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟

アンソニー・ルッソ ジョー・ルッソ

今回、キャプテン・アメリカ側とアイアンマン側あわせて計12名(ウィンター・ソルジャーも含めると13名)のヒーローがぶつかり合うことになるのですが、よくぞこれを巧みに整理して見せたなと、それだけでルッソ兄弟監督の手腕に頭が下がりましたよ。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーPART1&2』では『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のメンバー等も集結するそうなので、登場ヒーローはより増えてもはや何が何やら状態なるかと思いますがかなり期待してます!!笑

ヒーローたちのコラボアクションが最高!

今回の大きな見所であるキャプテン・アメリカ派とアイアンマン派の無人空港での壮絶なバトルシーンですが、これは正直言いたいコトもあるのですが(詳しくは後述)、予告編で期待していた以上に良かったですね。

予告編でも流れていましたが、ホークアイの放つ矢にアントマンが引っ付いてアイアンマンに潜入するシーンなど、複数のヒーローが各々の特殊能力を活かした戦術が展開されて、観ていてワクワクしました。

ホークアイ アントマン

また、今回キャプテン・アメリカ派の6名とアイアンマン派の6名、計12名というセ・パ交流戦が繰り広げられるのですが(笑)、同時に様々な場所でアクションが展開されても個々のキャラが引き立つよう、きちんとアクションやセリフが活きているのもよかったですね。

新登場キャラの登場に興奮!

こんなにも複雑にストーリーが絡み、且ついくつものヒーローの見せ場を用意していながら、今回初登場となるブラックパンサーは、『~/エイジ・オブ・ウルトロン』のソコヴィアでの戦い、そして今回発生したテロ事件によって生まれたヒーローとして、彼の誕生譚としてしっかりと描かれていましたし、MCU他映画には初参戦となったアントマンもさすがはアパトーギャング出身のポール・ラッド、軽快に笑わせてくれて、いずれのキャラも今後どうMCUに絡み、登場していくようになるのか思わず楽しみになりました。

アントマン キャプテンアメリカ

そしてなにより、今回ついにMCU初参戦となったスパイダーマン!
スパイダーマンって原作もそうなんですが、とにかくバトル中も喋る喋る。
サム・ライミ版、マーク・ウェブ版の歴代スパイダーマンと比べても、『アメイジング~』と同じぐらいか、なんなら一番お喋りなスパイダーマンですよね。笑

スパイダーマン キャプテンアメリカ

MCU開始からはや8年、他のヒーローに若干の高齢化(ハルク役のマーク・ラファロは現在48歳、アイアンマン役のロバートダウニーJrは51歳)が進み、互いのヒーロー観に頭を悩めている中、スパイダーマンのこの無垢なお喋りっぷりは、まだ高校生という未成熟さと圧倒的フレッシュさあってか、今回の作品に漂う重たいイメージに確実に明るい風を流し込んでくれました

元々スパイダーマンのキャラクター権を所有していたソニー・ピクチャーズ側が、新たなシリーズ(2017年公開予定の『スパイダーマン ホームカミング』)の製作を条件にマーベル・スタジオ側に権利をシェアすることで今回満を持してMCUにスパイダーマンも参戦出来るようになりました。
ソニー・ピクチャーズ製作の『アメイジング・スパイダーマン』シリーズは特に2が好きだった自分としては、正直アンドリュー・ガーフィールドのスパイダーマンがもう観れなくなるのは寂しいのですが。。。
ただ、今度の新スパイダーマンは、あのケビン・ベーコン主演の怪作『コップ・カー』の監督を務めた新鋭ジョン・ワッツが監督とのことで、リブート版『スパイダーマン ホームカミング』楽しみですね~!

キャプテン・アメリカはヒーローとなるべき男なのか

とまぁ色々と良いところを挙げたのですが、、たしかに観る前から本作がハードルの高い難しい映画になるコトはわかっていたにもかかわらず、予想を遥かに上回るクオリティの映画に大変興奮もしました、、、が、それと同時に結構ここはどうなの?!と思う箇所があったのも事実でした。

それは今回の作品の大きなテーマである「ヒーローとしてのあるべき姿とは?」という問いに対するキャプテン・アメリカの姿勢です。
キャプテン・アメリカは予習編でも書きましたが、元々大きな大志を頂いてヒーローになることを目指し、国にも仕えず己の信念を貫いて使命を全うしつつも、それでも出てしまう市民の犠牲とのバランスに葛藤してきたのですが、今回、彼の行動の動機はしょうがないとはいえ、かなりパーソナルな理由に基づいて行動していて、正直かなり「あれ?」と思わざるを得ないところもありました。

ヒーローが行う平和維持のための活動が市民の甚大な犠牲を生み出していることを受けて、世の中に存在するヒーローたちを国連管理下に置くことで武力行使の制限を掛ける協定、「ソコヴィア協定」を成立させようと国連側はするのですが、今回アイアンマンことトニー・スタークはソコヴィアでの戦いの被害者の声を聞いたコトもあって、巨大な力を持つヒーローたちの活動を抑制すべく、この協定に一定の理解を示し、賛成側に立ちます。

アイアンマン キャプテンアメリカ

たしかに、歴代『アイアンマン』シリーズを観ても、トニーは『アイアンマン3』では自分と同等の機能を持つマシーンを同時に機動させていたり、『~/エイジ・オブ・ウルトロン』では人工知能をマシーンに使って事件・災害に対する一次対応の迅速化を試みようとしたりするなど、ヒーローといえどあくまで個人レベルの人的正義で出来るコトに限界を感じ続け、策を講じてきていました。

それを考えると、トニーが今回ソコヴィア協定によってヒーローによる人的活動を整備するコトで、事前に想定されうる被害も縮小されると考えるのは筋の通った至極真っ当な意見のように思います。
たしかに、これまでのアベンジャーズメンバーでそろっていた時のトニーのテンションに比べると突拍子もないアイデアを出すような雰囲気はなく、かなりシリアスです。

一方のキャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースは、平和維持のための被害については「多少の犠牲は伴うものだ」と言い、体制側によってヒーローの活動を管理されてしまうコトで、世界中で発生する様々な事象に対するヒーローの必要是非の判断や現地への初期出動までのスピード感が鈍ってしまう可能性を危惧し、トニーの意見に賛同する気配を見せません。
ここまではヒーローのぶつかり合いとしては良いんです。

アイアンマン キャプテンアメリカ

問題なのは、ソコヴィア協定のための議論は最初に内容を説明された会議室で行なうのみで、それ以降はウィーンでテロ疑惑を掛けられた親友バッキーことウィンター・ソルジャーを擁護するため、トニーの言うことなんて聞かず、暴れ放題やるんですね。
なので、この映画において非常に重要な要素となる「正義としての正しさ」を問う議論を出来たのは最初だけで、それ以降はアイアンマン側の主張とキャプテン・アメリカ側の主張が交わるどころか、違うテーマで争っているんですよ。

なので分裂する二派の戦いも、アクション描写としては燃えるものの、元の原因がハナから食い違っているため、いかんせん乗れないんですよ!!ハナから論点絞って両者が話し合えればこんなコトにはならなかったのに!!
ましてや終盤にはロジャースとバッキーの個人的な理由による行動に、実はトニーのある過去も関係していました~的な展開が用意されていて「トニーをそっちの方向に巻き込まないでくれよ~!!」とさえ思ってしまいました。

今回描かれるテーマは、ヒーローが持つ巨大な力を真の意味で平和のために活かせるのは秩序か、自由を求める信念か、という非常にセンシティブな自警団主義のあり方をシビアに問うものにもかかわらず、今回のロジャースはハナから協定についての議論はバカげているとサジを投げ、ウィーンで起きたテロ行為で親友に掛けられた嘘の容疑を晴らすため、周りを巻き込みながら、あまつさえ街を破壊しながらも、ただただ個人的な感情・理由で行動してしまうんですよ。

キャプテンアメリカ スティーブロジャース

正直、アクション映画屈指の迫力ある空港の対決シーンも、無人とはいえわりと積極的に空港施設を破壊し、一般人のであろう自動車を相手ヒーロー目掛けて飛ばそうとするなど、ハッキリ言って「そりゃ政府も怒るよ!!」と思いますし、これが君の言う「多少の伴う犠牲」なのか?!と。笑
彼の言う「多少の犠牲」は、ある程度被害を抑えることが出来てこそ説得力があると思うのですが、こと今回に関しては「そんだけ破壊しておいて正直ん~、、」感が否めず、正直かなりアイアンマンがまともに見えました。

アイアンマン トニースターク

というように、この映画に求められるハードルの高さに比べてこれだけの素晴らしい映画を作れたコトに対して本当に頭下がる想いでいっぱいなのはたしかなのですが、それと同時に許せないところも目立っていて、ん~~そこは今後の第3フェーズ作品に期待かな、といったところですかね。
後に期待、というところで話すと、ラストのロジャースたちのいる場所とか、そこにいる人たちを観て「え!そこどこ!!え、誰が働いてるの?!え!?え??!」って正直謎を残しすぎている感が否めない辺りもちょっと気になりました。

ただ、何度も申し上げた通り、これだけのヒーロー数と、複雑に絡みあう複数のストーリーをここまで見やすく整理して見せたルッソ兄弟の手腕には本当恐れ入りました!!!
次回作以降は『ドクター・ストレンジ』や『ブラックパンサー』、そして『スパイダーマン ホームカミング』と、単体作品が続くのですがいずれも楽しみですし、ルッソ兄弟が手掛けるオールスター超大作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーPART1&2』かなり楽しみにしております!
言いたいところもいろいろあるけれど、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』これは映画館で観ないと絶対損をする作品なのは間違いないです!オススメです!

ではでは~。


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