ジャン黒糖の映画あれこれ

【予習編】『レヴェナント 蘇えりし者』祝!アカデミー賞受賞!レオナルド・ディカプリオ特集!

【予習編】『レヴェナント 蘇えりし者』祝!アカデミー賞受賞!レオナルド・ディカプリオ特集!

【予習編】『レヴェナント 蘇えりし者』祝!アカデミー賞受賞!レオナルド・ディカプリオ特集!


どうも、ジャン黒糖です。

悲願のアカデミー賞主演男優賞受賞したレオナルド・ディカプリオ主演の映画『レヴェナント 蘇えりし者』公開とのことで、今回はレオナルド・ディカプリオ特集です!

レオナルド・ディカプリオ

スターまでになるまでの道のり

元々、義兄がテレビコマーシャルで収入を得ていたことから、10歳のころに自分も俳優になることを志したというディカプリオですが、その苦労時代は長く、オーディションでは落選続きだったそうです。
そんな彼が注目を浴びるようになったのは、ジョニー・デップとの共演作『ギルバート・グレイプ』(1993年)。

ギルバート・グレイプ

当時19歳のディカプリオは本作でジョニー・デップ演じるギルバート・グレイプという兄を持つ、知的障害の青年役という難役を演じ、アカデミー賞助演男優賞にノミネートされました。
いまでこそ”大スターでありつつも、オスカーに届かない俳優”のイメージが長らく付いた俳優として有名ですが、実は早いうちからその演技力が認められた俳優だったんですよね。

『ギルバート・グレイプ』で一躍注目されて以降、そのクールな瞳と甘い顔立ちから、『クイック&デッド』『バスケットボール・ダイアリーズ』『太陽と月に背いて』『ロミオ+ジュリエット』など、”THEイケメン俳優”的なポジションの役どころを演じることが増え、ここ日本でも”レオ様”と呼ばれるようになっていきました。
ところで”ヨン様”とかもそうですけど、日本人ってなんで外国人スター俳優を”様”付けするんですかね。笑

レオナルド・ディカプリオ
『ロミオ+ジュリエット』(1996年)より。この頃のクレア・デーンズがすっごく綺麗で、おそらく小さい頃の自分が初めて外国人女優を好きになった作品でした。笑

そんな彼のその後のキャリアに決定的なイメージを植えつけた記録的映画が、未だに全世界歴代興行収入2位の大記録を持つ『タイタニック』(1997年)です。

タイタニック

当時、まだ小学低学年だった自分はこの手の映画を観に行くなんてことはなかったものの、この有名なシーンを学校中がマネをして、英語なんて喋れないけど、セリーヌ・ディオンという名前と「My Heart Will Go On」のサビのなんとなくな雰囲気を熱唱できる程度には知るぐらい、盛り上がっていました。笑

本作のそのケタ違いな記録的大ヒットも相まってその”レオ様”の端正且つ甘い顔立ちのアイドル的イメージが決定的となり、ディカプリオは大スターとして確固たる地位を得ることになりました。

アイドル俳優としての苦悩

ただ、大スターとしての地位を確立したと同時に、『タイタニック』の当時としては正に快挙としか言いようが無いあまりにも記録的な大ヒットが、かえってディカプリオ自身のアイドル的イメージを小バカにする側面も同時に生み出してしまったのもまた事実でありました。
翌年主演した『仮面の男』では、老いた三銃士と一緒に戦う若き王子役を演じラズベリー賞受賞し、ダニー・ボイル監督作『ザ・ビーチ』では薬物中毒に陥る青年をエネルギッシュに演じたものの、内容の異色さとあの『タイタニック』の直後ということもあり評価はそこそこに、、とキャリアイメージとしても不安な時期が続きました。

ディカプリオ自身、こうしたアイドルとしてのイメージが付くことを嫌がり、俳優として高い演技力を求められる作品に次々と意欲的に出演するようになっていきます。
いまになってみるとこうした意欲的な取り組みが彼の俳優としてのキャリアを苦しめるようになっていったのではないかな、と思うところがあります。

力が入りすぎた演技

アイドル的なイメージがどうしても拭えなかった彼にとって、自身のキャリアでも大きな転換点となったであろう作品が『ギャング・オブ・ニューヨーク』(2002年)ではないでしょうか。

ギャング・オブ・ニューヨーク
キャリアのターニングポイントとなったであろう『ギャング・オブ・ニューヨーク』

腐敗したニューヨークで戦う若き移民を演じたディカプリオは、これまでの綺麗なイメージから、汚れても演技が出来る演技派としてのイメージを強く打ち出そうとエネルギッシュな演技が炸裂した1作となったのですが、どうしても”ディカプリオっぽさ”が抜けない、また共演した本格的演技派俳優ダニエル・デイ=ルイスの方が存在感が圧倒的だったこともあって、アイドルイメージの拭えない結果となってしまいました。

とはいえ、本作での名匠マーティン・スコセッシ監督との出会いはその後『アビエイター』『ディパーテッド』『シャッター・アイランド』、そして『ウルフ・オブ・ウォールストリート』と5作品の共作を生むなど、ディカプリオ自身の映画キャリアでも間違いなく影響を与える、良きパートナーとしての出会いを果たしたと思います。

『ギャング・オブ・ニューヨーク』以降も、『ブラッド・ダイヤモンド』(2006年)や『ワールド・オブ・ライズ』(2008年)で力が入った演技を見せてきたディカプリオでしたが、何を演じても”ディカプリオっぽさ”が抜けなかったことが、彼をここまで「オスカー無冠の男」に押し上げてきた要因ではないでしょうか。

ブラッド・ダイヤモンド
自身、三度目のアカデミー賞ノミネートとなった『ブラッド・ダイヤモンド』

『ブラッド・ダイヤモンド』に関しては単純に作品としてとても好きな映画でもあるんですが、個人的にはそれこそこれまでディカプリオに対して抱いていたイメージが覆った1作だっただけに、結構彼のフィルモグラフィー上でも”記念碑的”映画だったんですね。笑

今回、ディカプリオのフィルモグラフィーを振り返ってちょっと連想したのが、彼自身の演技に対する表現と世間のイメージって、日本の木村拓哉さんがそれに近いのではないかな、って思ったんですね。
木村拓哉さんも映画やドラマの中で力の入った演技をすることがありますが、「何を演じてもキムタクにしか見えない」と評されることがあります。
また、ディカプリオのこれまでの出演作に共通している、自身の内面に抱えるトラウマや世の中で起きる不正・困難に立ち向かう男、という点もどんな逆境にも立ち向かう不屈な男を演じてきた木村拓哉さんに共通しているのも気付いたら偶然の一致。笑

とまぁ連想しやすいよう比べてみたものの、ジャニーズの、それも国民的アイドルにもなってしまうと作品選びや演出が、ディカプリオのそれに比べるとかなり偏屈な制限がかかってしまうので単純比較は出来ないのですが…。笑

というように、どんなに作品の中でディカプリオ自身、力の入った非常に熱量のある演技をしても、『タイタニック』で決定的となった何を演じても漂う”ディカプリオっぽさ”はその後の出演作のいずれにもバックグラウンドとしてチラつくようになってしまったように思います。

大スターたる営業スマイル120%

作品の中で常に力の入った演技を繰り広げてきたディカプリオですが、それと同時に、自身の持ち前のスター性を活かした”スマイル”を結構作品の中で取り込むなど、実は自身の魅力は何か、世間のイメージは何か、と自分自身を客観的によく見ている人物だな〜というように思います。

たとえばトム・ハンクス共演、スピルバーグ監督作の『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』(2002年)ではトム・ハンクス演じる刑事が執拗に追いかけるのを余裕かましながらするりと逃げる実在の若き詐欺師を、自身もまさに俳優として脂の乗り切った若さで演じてみせました。

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン

また、スコセッシ監督との共作2作目『アビエイター』では実在の実業家ハワード・ヒューズを演じ、華々しい生活を演じてきた彼を、自身の持ち前のスマイルたっぷりで好演していました。(映画後半の悲惨な彼の姿を演じた熱演ぶりも凄みがありますが…笑)

アビエイター
ディカプリオの迫真の熱演ぶりとスターとしての営業スマイルが大盛りの映画『アビエイター』

自身のキャリアをより客観的に見る姿勢

『タイタニック』以降、スターとしての地位を確立し、持ち味のスター性溢れるスマイルと、熱い力の入った演技で魅せるというのは先述の通りですが、ある作品以降、その自身の客観性はより際立つようになってきたように思います。
その作品は、サム・メンデス監督作『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』(2008年)です。

レボリューショナリー・ロード
『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』。当時この映画の救いの無さに思わず「結婚怖すぎ!」と怯えてしまいました。。。笑
それにしてもケイト・ウィンスレットってホント抑圧的な幸薄そうな妻役が似合いますね。。。笑

あの『タイタニック』のケイト・ウィンスレットとの再共演!、ましてやサム・メンデス監督であの究極のラブロマンス『タイタニック』でかりそめの恋人だった2人が結婚数年目の夫婦役に!ともなれば、この作品がいかにディカプリオ自身のフィルモグラフィー上でも逆説的な”何か”を訴える映画だということは想像するに難くない作品であることはわかるかと思います。

ここでいう『レボリューショナリー・ロード〜』で描かれる、その”何か”は”愛することの幻想性”を指すのですが、ディカプリオの世界的トップスターとしての地位と、彼が世の中のイメージとは裏腹な演技派志向に重なるんですよね。
この作品以降、より彼のキャリアに対する客観性は際立つようになってくると、今回振り返ってみて改めて思うようになりました。

その後、クリストファー・ノーラン監督作『インセプション』(2010年)では彼自身の演じてきた役に通じる”内面にトラウマを抱えた男”に夫として、そして親としての人間らしさが備わるようになり、クリント・イーストウッド監督作『J・エドガー』(2011年)ではさすがは実在の人物を演じ続けただけはあって(?)、ひとつの正義を追い求めすぎるあまり堕落していく実在のFBIを圧巻の力強い演技で見せ、クエンティン・タランティーノ監督作『ジャンゴ 繋がれざる者』(2012年)では彼の持ち前のスマイルが狂気へと変え、腹立たしさ満載の悪党を好演していました。
『華麗なるギャツビー』(2013年)ではもはや映画序盤の初登場シーンから「これぞディカプリオ!!」なスマイルを見せてくれますからね。笑

華麗なるギャツビー

そしてスコセッシ監督との5度目の共作『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(2013年)ではディカプリオのこれまで述べてきた魅力の全てが詰まった素晴らしい人物像を、実に3時間にわたって喜々として熱演しているのですが、この作品でついに4度目のアカデミー賞ノミネートとなりました。

ウルフ・オブ・ウォールストリート

スコセッシ監督の作品でも久しぶりの快作だったことに加え、ディカプリオのフィルモグラフィー上でも間違いなくベスト級に彼の演技が魅力的なぜひともオススメしたい作品です!
この作品で彼の歴代作品史上でも圧倒的にエネルギッシュな演技をしてノミネートしたのですが、『ダラス・バイヤーズクラブ』で奇跡としか言いようが無い驚異の演技を見せたマシュー・マコノヒーが受賞する、という惜しい結果に終わりました。

そして『ジャンゴ〜』から『ウルフ・オブ〜』まで、立て続けに映画に取り組み続けたディカプリオは『ウルフ・オブ〜』のプロモーション以後、何度目かの”俳優休業”に入ることを宣言しました。
きっとこれまでのキャリアを見て察するに、常にトップスターとして世間の目に晒されながらも持ち前の演技力の高さから力の入った演技をするものの、”ディカプリオっぽさ”が世間の評価としてなかなか拭えず受賞レースでもアカデミー賞からは敬遠されてきたことに、ディカプリオ自身ストレスを感じていたのではないでしょうか。

そして悲願のオスカー受賞へ

そんな彼が休業期間を経て選んだ作品がアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督作『レヴェナント 蘇えりし者』(2015年)です!

レヴェナント

立て続けの映画製作に疲れ、休業に入っていた彼が次に取り組んだ『レヴェナント 蘇えりし者』は、極寒の地で撮影を行い、限られた日照時間にも関わらず難しいアクションを繰り広げ、ディカプリオ自身ヴィーガンにも関わらず動物の生肉を食べるなど、「復帰早々バイタリティ最強か!!」とツッコミせざるを得ない1作に仕上がっている。笑

予告編はこちら↓↓↓

徹底的に自分らを追い込んだ究極の作品、『レヴェナント 蘇えりし者』で5度目のアカデミー賞ノミネートにして、遂に悲願の受賞となったディカプリオ!
映画を観てもわかる通り、画面の中にもうあの頃の”レオ様”としてのアイドルの姿はない!
それでもあえて”レオ様”と言わせて欲しい!大好きな俳優なので!!

レオナルド・ディカプリオ ケイト・ウィンスレット
アカデミー賞発表された直後、親友にして盟友のケイト・ウィンスレットと抱き合うディカプリオ。おめでとう!!

という訳でいよいよ次回、彼の悲願のオスカー受賞作『レヴェナント 蘇えりし者』を紹介いたします!
ではでは〜。


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