ジャン黒糖の映画あれこれ

【予習編】『エクス・マキナ』を観る前に知っておくと良い3つのコト

【予習編】『エクス・マキナ』を観る前に知っておくと良い3つのコト

【予習編】『エクス・マキナ』を観る前に知っておくと良い3つのコト


どうも、ジャン黒糖です。

本来であれば”【予告編】”って、公開前とかに書いておくべきとは思うのですが、ちょっと2月~5月と下書き状態の記事が溜まってしまいまして、、、公開後の予習編を今回もお送りさせて頂きます。。
今回のテーマは『エクス・マキナ』を観る前に知っておくべき3つのコト!!

まずは予告編をどうぞ。

本作が映画初監督となるアンドリュー・ガーランドとは

既に海外では視覚効果賞等の技術部門をはじめ、監督賞・脚本賞・助演女優賞等、数々の映画祭・授賞式でノミネート・受賞し、アメリカのタイム誌でも2015年に公開された映画トップ10に選出されるなど、高い評価を得ている本作。
監督を務めるは本作がなんと映画初監督というイギリス人アレックス・ガーランド。

アレックスガーランド エクスマキナ

1970年ロンドン生まれ、現在46歳の彼は最初小説家としてキャリアをスタートさせます。
彼が書いたデビュー小説『ザ・ビーチ』がいきなりダニー・ボイル監督×レオナルド・デカプリオ主演で映画化されると、その縁あってか『28日後…』(2002年)『サンシャイン2057』(2007年)とダニー・ボイル監督作の脚本を務め、その後も『ジャッジ・ドレッド』(2012年)の脚本・製作、『ビッグゲーム 大統領と少年ハンター』(2014年)の製作総指揮等、徐々に活動の場を映画へとシフトさせていきました。

ジャンルに違いこそあれど、アレックス・ガーランド作品には共通して「生き抜くのに圧倒的困難な状況をどうサバイブするのか?」ということを通じて真に人間的なものは何かを問う作品が多いように私的には思います。
たとえば『ザ・ビーチ』は若気の至り的な勢いで秘島に辿り着いた若者が非常に危険、且つ誘惑の大麻だらけな島でどう生き抜くか、というまるで”無人島版『トレインスポッティング』”のような話で、『28日後…』はウィルス蔓延したロンドンで自分以外(おそらくは)皆無であろう生存者の中でどう生き抜くかが描かれています。

特にそんな彼の作風が顕著に出ているであろう作品が2010年公開の映画『わたしを離さないで』です。

舞台は人類の平均寿命が100歳を超えた架空の世界。
”オリジナル”と呼ばれる人々へのいざというときの臓器提供のためだけに育てられてきた若者たちは、齢20歳前後になると”オリジナル”への臓器提供ために手術を繰り返し、やがて術中死するという悲惨な運命が生まれたときから決められた世界を生きる若者たちの葛藤を描いた本作。

アレックスガーランド わたしを離さないで

臓器提供を受ける”オリジナル”側と自身の臓器を提供する”クローン”側、どちらの人間にも待ち受けているのは”終了”=死であるにもかかわらず、人間としての生き方に違いがあるのか、という現実に置き換えると答えの出しようのない、とても深い作品でした。

そして今回、『エクス・マキナ』の監督・脚本はアレックス・ガーランドと知りあらすじを読むと「なるほどこれはたしかに彼の作品だ」と納得しました。
『エクス・マキナ』で描かれる「何をもって人間と人工知能は可分され得るのか?」というテーマは、アレックス・ガーランドのこれまで手掛けてきた脚本作品にも共通して見られる「生き抜くのに圧倒的困難な状況をどうサバイブするのか?」を人工知能の目線を通じて描いているのではないでしょうか。
(※既に日本公開中ですが未見につきもし予想に反した内容であれば鼻で笑って流して下さい。。笑)

いまやブレイク直前(真っ只中?!)の演技派3人共演!

『エクス・マキナ』には主人公のプログラマと、彼を招待したIT最大手企業の社長、そして感情を持った人工知能の3役が今回主に登場するのですが、演じるはいま注目の演技派3人!

プログラマで、自身の務める最大手検索エンジン企業社長直々に自宅に招待される主人公”ケイレブ”を演じるは、イギリス人俳優ドーナル・グリーソン。

ドーナル・グリーソン

当ブログ的には『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のハックス将軍、『レヴェナント 蘇えりし者』のハンター隊長アンドリュー・ヘンリー、そして当ブログ初のレビューとなったとても思い入れ深い『アバウト・タイム ~愛おしい時間について~』の主人公ティム!と気付けば観る映画にはいつもドーナル・グリーソンがいまして、今後も今年度アカデミー賞ノミネート作で日本では7月公開予定の『ブルックリン』、そしてくまのプーさんの作者の人生を描いた映画『Goodbye Christopher Robin』でマーゴット・ロビーと夫婦役で主演、と目が離せない大活躍ぶり。
そんな彼が主演ともなれば『エクス・マキナ』観ない訳がないでしょう!

そしてドーナル・グリーソン演じる”ケイレブ”を自宅に招く、大企業の社長”ネイサン”を演じるのはグアテマラ出身のオスカー・アイザック。

オスカー・アイザック エクスマキナ

ジョエル&イーサン・コーエン兄弟の映画『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』(2013年)で各界から高く評価され、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』では主要キャラ・フィンと見事なコンビネーションを見せたポー・ダメロン役を演じその人気は決定的となり、今年8月公開予定の『X-MEN:アポカリプス』では最強の敵アポカリプス役を演じています。

そして今回、感情を持った人工知能”エヴァ”という難役を演じたのはスウェーデン生まれの女優アリシア・ヴィキャンデル。

アリシア・ヴィキャンデル エクスマキナ

ドーナル・グリーソンとも共演した文芸作『アンナ・カレーニナ』(2012年)で国際的に注目されるようになった彼女は、ガイ・リッチー監督によるスパイ映画『コードネーム U.N.C.L.E.』(2015年)等に出演、そして『リリーのすべて』(2015年)で若干27歳ながら本年度アカデミー賞助演女優賞に輝きました。
今後も今年下半期大注目の映画『ジェイソン・ボーン』でヒロイン役に大抜擢、いま大注目の女優さんです。

ドーナル・グリーソン、オスカー・アイザック、アリシア・ヴィキャンデル。
ハリウッド映画と異なる、けれどイギリス映画らしくもない、国際色豊かないま大注目の3人が共演する映画『エクス・マキナ』。
これは演技派たる彼らの演技合戦を観るというだけでも楽しめること間違いなし!!!

人間の倫理観を超える人工知能の驚異的な進化

既存のAIを超えた処理能力を持つ”エヴァ”と呼ばれる人工知能=AIが感情を持ったことで、どの程度まで人間らしさ・人間性を持っているか調査するためのチューリング・テストを行なうことで、”エヴァ”の感情はどこまでが本物か、あくまで計算された処理結果なのか、”エヴァ”と人間の違いは何か、をサスペンスフルに描いた本作。

先日、ギズモード・ジャパンにてこんな記事↓↓がありましたが、人工知能の進化というのは実はもうここまで来ているんですね。
いま現在でも既に一部大手企業の受付や、デパートの入口等にはソフトバンクが開発したロボット”Pepper”がお客様をお迎えし、医療・介護の補助道具としてロボットが使われるなど、私たちの暮らしはすっかり人から機械へと労働の担い手が変わると言われ続けている昨今ですが、仮に労働の担い手が完全に差し替わった未来、人間は何をすればよいのでしょうか。。笑

中にはこんな意見もあります。↓↓↓

『ターミネーター』シリーズやウィル・スミス主演『アイ,ロボット』に代表されるような、ロボットが人間たちにキバ向き支配逆転を目論むディストピア映画も数多くありますが、中にはピクサー映画『WALL・E/ウォーリー』やB級映画『26世紀青年』で描かれるような、労働の多くを機械が代行することで人類のあらゆる生活・労働そのものが退化していくサマをシニカルな笑いで描いた作品や、『her 世界で一つだけの彼女』のような、音声だけの人工知能に恋心を頂いてしまう異色の恋愛映画等もあります。

いずれの作品も、人工知能そのものが加速度的にテクノロジーの進化早めることで、人類がこれまで築き上げてきたテクノロジー進化をはるか凌駕し、倫理観・法の整備、人による技術革新等が機械そのものの進化に追いつかなくなる世界が描かれます。
『エクス・マキナ』で描かれるのもおそらくは同様、チューリング・テストを通じて人工知能”エヴァ”が本物の感情を持ったとき、人類と人工知能との関係性はどのように変化するのか。

さて、監督・役者・テーマの3点を切り口にざっくり自分なりにまとめてみましたがいかがでしょうか??1年前から首を長くして待っていました、『エクス・マキナ』!
次回、いよいよ本編を観てのレビュー編です。

ではでは~。


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