ジャン黒糖の映画あれこれ

『エクス・マキナ』観ました!美しき人工知能を前にプログラマの、人類の倫理観は崩壊する

『エクス・マキナ』観ました!美しき人工知能を前にプログラマの、人類の倫理観は崩壊する

『エクス・マキナ』観ました!美しき人工知能を前にプログラマの、人類の倫理観は崩壊する


どうも、ジャン黒糖です。
今回ご紹介するは『エクス・マキナ』!!!

まずはじめに本編とは一切関係無いのですが、本作を日本配給行なっているパルコが運営している渋谷シネクイントは今年8月に一時休業、2019年のリニューアル以降の映画興行については未定とのことで、シネクイントで観に行ったのですが、『エクス・マキナ』本編始まってすぐに出てきたパルコの会社ロゴを観て、「こうしてまた渋谷の映画文化の様相が変わっていくな〜」としみじみ寂しい想いに駆られました。
シネクイントが入っているPARCO PART3の斜向かいにあったシネマライズが閉館となったこともあって、渋谷のミニシアターならではの雰囲気が失われていくのは寂しいものですね。

さて話を戻しまして。
予習編未見の方はこちらをどうぞ!
【予習編】『エクス・マキナ』を観る前に知っておくと良い3つのコト

予告編はこちら↓↓↓

観たことの無い世界観にただただ圧倒

実は本編を観る前にキャストとかスタッフについて予習しようとWikipediaを見た際、あらすじ項の中で実に詳細に書かれ過ぎてスクロールする際、ネタバレとなるラストをうっかりチラ見してしまい、投稿者を恨みながら観た本作。
ただ結果から申し上げると、自分がWikipediaでオチを知ってしまったコトを忘れるぐらい、最後の最後まで世界観に圧倒されてしまいました。笑

公開2週目に観に行ったのですが、ほぼ満員。
にもかかわらず、あまりの圧倒的世界観に我々観客も上映中かなり集中して見入ったせいか、物音ひとつしないぐらいの場内静けさが起きたのが印象的でした。

どの辺りに圧倒されたか、ということに関して詳しくは後述するのですが、言うなれば『チャッピー』(2015年)的な、AIロボットが感情を持ったときに起こる、”人を超える歴史的瞬間”を目撃してしまったかのような、そんな強い衝撃を観ながら感じました。

テクノロジーの飛躍的進化を前に思い悩む人間の倫理観

AIロボットを描いた作品というのは、これまでもいくつもの作品がありました。
SF映画永遠の金字塔『2001年宇宙の旅』(1968年)でAIロボットは人間に対して反抗し、同作監督のスタンリー・キューブリックの遺志をスピルバーグ監督が継いで作られたその名もズバリ『A.I.』(2000年)では、育て親に捨てられたAIロボットが親探しの旅に出る。
AIを描いた映画にはこのように多くの場合、AIロボットが自我を持つことはAIにしても人類にしても悲劇的な未来が待っているかのような、ディストピア的世界観を描く作品が多くありました。

なぜ悲劇的な未来が待っているのか。
今回の『エクス・マキナ』を観てより確証したことがありました。
結局、AIが開発され、その機械そのものが完璧な状態で自我・感情を持ってしまうと、もはやAI自体の開発(≒成長)スピードは飛躍的に上がり、人類の進化はその事態についていくことが出来なくなってしまうように思います。

人工知能は感情を持つとはいえ、人間との違いが決定的にあるとすれば、それは人間が蓄積された過去の経験や知識に対して不正確に”記憶”しているのに対して、人工知能は集積されたデータを”演算処理”することで正確に過去の記憶を引き出している。
人工知能は「◯秒に☓☓☓テラバイト」とかって定量的スピードでデータ処理を行なっているのに対して、人間は定量的ではなく、”論理・理性”と呼ばれるような定性的側面で判断・行動している。
それは人類の進化の過程として見れば、進化のスピードにおいて敗北を意味します。
そのため、この手の作品には人類側にとっての悲劇性が常に内包しているように、今回の『エクス・マキナ』を観て思いました。

だからこそ、本作ラストに待ち受けている”エヴァ”のある判断には、これまで1週間かけてケイレブとネイサンの2人の人間が積み重ねてきたチューリング・テストによって”論理的”に導き出された結論とは乖離が生じ、人間側として観るストーリー的には「衝撃のラスト!!」となり、”エヴァ”という”1人の女性”の生き方として見ると、抑圧されて生きた少女が巣立つラストとなり(とはいえ、彼女の真意は人類には窺い知るコトの出来ないのだけれど)、このアンビバレントな感じ、見事なオチだな〜!!!

エヴァが終盤、ある鏡を見つめる場面では物語的にも高まってきていた緊張感が最高潮に達し、本当映画を映画館で観て初めてだったんですけど、本当観る者みんな唾飲んで息止めて観ているかのような、とても張り詰めたテンションを感じました。

世界最大の検索エンジン企業が開発する人工知能、というリアリティ

上記視点で観たとき、”エヴァ”を開発したのが世界最大の検索エンジン企業、という設定にはかなりのリアリティがありました。
現実世界、Googleは世の中にあるすべての出来事・空間・情報等をデータ化することを目指していますが、出揃った情報を各ユーザ情報(プロフィールや趣味・嗜好)に合わせて、よりパーソナルに沿った情報を届けるレコメンド機能自体は既に可能となった世の中。
検索エンジンがAIロボットの精緻な個別化を図るのは容易いと思いました。

無機質でバキっと締まった家は、先進性ある機能的且つセキュアな環境の居住空間でありながらも大自然という何にも手を加えられていない空間に佇むコトで、映画に絶妙なコントラストをもたらし、見事なロケーションだな~と、”にわか居住好き”の自分としては思わず感心してしまいました、”にわか”ながら。笑

いわゆる『ターミネーター』とか『アイ,ロボット』に代表されるような、SF映画にありがちなド派手なアクションも無く、基本的には2人の男性と、2体の女性ロボットによる交流が1つの空間内で描かれるため、地味過ぎると言ってしまえば地味過ぎるのですが、ただそれでも観るものを圧倒させる存在感、リアリティ、メッセージ性は十分に楽しめる作品だと思います!おすすめです!!


  プロフィール  PR:無料HP  免許合宿 口コミ  合宿で免許取得  スタッドレスタイヤ 格安  中古ホイール 三重  タイヤ MPV 格安  ベース 専門学校  オイルフィラーキャップ 中古  人吉自動車学校  開運パワーストーン  物流コンサルティング  音楽 専門学校 福岡  RX-7 中古  名簿屋