ジャン黒糖の映画あれこれ

『X-MEN アポカリプス』観ました!これはシリーズ完結編となるか?!新たな始まりとなるか!?

『X-MEN アポカリプス』観ました!これはシリーズ完結編となるか?!新たな始まりとなるか!?

『X-MEN アポカリプス』観ました!これはシリーズ完結編となるか?!新たな始まりとなるか!?


どうも、ジャン黒糖です。

今日ご紹介するは先日の【予習編】『X-MEN アポカリプス』本当にX-MENシリーズは完結してしまうのか?!特集!!に引き続き、いよいよ最新作に触れます!
世界的人気シリーズにして、新三部作完結編となる『X-MEN アポカリプス』!!

まずは予告編をどうぞ。

もうネタ切れじゃ…これ以上何をすれば!という鑑賞前からの不安感

前作『〜フューチャー&パスト』では、2023年にX-MENどころか人類滅亡の危機寸前だったところ、ウルヴァリンが70年代にタイムスリップして過去の出来事を改変させるコトによって、現在のプロフェッサーXことチャールズが開校している”恵まれし子たちの学園”に平穏が訪れる、というラストで終わりました。(以下、図参照)


劇場パンフレットにはもっと詳細(ウルヴァリンの長生きっぷりとかアポカリプスがいつ生まれたかとか)に時系列が掲載されているのでそちらをぜひぜひ!

にも関わらず、今度の最新作『X-MEN アポカリプス』は、「X-MEN史上最強の敵!」「X-MEN第一作につながり、全体の歴史が”ひとつ”になる」の触れ込みで紹介されているのを見てパラレルワールドだから”ひとつ”になる訳ねぇじゃん!!とツッコまざるを得ず…。笑

まぁタイムトラベルものやパラレルワールドものに矛盾は避けられない上に、『X-MEN』シリーズってシリーズ過去作との繋がりをそこまで尊重した作品群でも無いのでそこは良いとして、、、。
前作『〜フューチャー&パスト』の戦いによってシリーズの歴史が完全にリセットされ、ましてラストで描かれた”現在”が平穏であるコトがわかっている中、いまさら80年代に現れた最強の敵との戦いを描いて楽しいのかそれ?!ってそっちの方が気になって、しかも改変させた世界で「X-MEN誕生の秘密?!」と、とにかく高い期待値は持っていませんでした。

とにかくアポカリプス率いる「黙示録の四騎士」がかわいい!!

今回『〜アポカリプス』を実際観てみると、これが意外や意外に、きっちり素直に楽しめるエンターテイメント作品に仕上がっていて驚きました。
何が素直に楽しめるって、今回の敵である”アポカリプス”がX-MENシリーズの中でも史上初ってぐらいストレートに敵だったんですよ。

今までX-MENにおける敵対関係って、予習編でも書きましたが、単なる善悪二元論に収まらない、イデオロギーのぶつかり合いが肝だった訳ですね。
チャールズにはチャールズの正義があり、エリックにはエリックの正義がある。正義の行使の違いによって生じる衝突・対立こそがこれまでのX-MENシリーズの大きな特徴でした。

ところが今回の敵であるアポカリプスは、そういった過去作みたいに”こじらせた事情”で戦うコトもなく、ただただ最強の敵として世界の立て直しだけを考えて仲間を集め、戦う敵であるため、「こいつは絶対倒さねぇと世界がトンデモないコトになるってばよ!」ってなって、過去のX-MEN作品と比べても直球でエンタメ度がグッとアガるんですよ。
そのため、『〜ファースト・ジェネレーション』のケビン・ベーコン演じるセバスチャン・ショウとの戦いも最高でしたが、本作ラストの大決戦もX-MENたちが団結する場面は否応なしにアガりました!!

あと、他にもアポカリプスって、見た目が圧倒的に非現実的じゃないですか。
いまどきそんなダサい甲冑?着ている人いる??ってぐらい、現実世界に合っていない服装な上に、顔もなんか、、、ナスの浅漬けっぽいじゃないですか。笑

なので、別にこれはアポカリプス自体のキャラをdisってるのではなく、むしろエンタメとしてこれぐらい非現実的なキャラが出てきたことが嬉しかったんですよ。
もう映画序盤、数千年の眠りから覚めたアポカリプスが、現代のテクノロジー・文化・社会に戸惑いながらエジプトの街中を歩くシーンなんかはもうかわいくてかわいくて…。笑

その上何が魅力的って、シリーズ最大の敵と銘打つクセしてこのアポカリプスが率いる黙示録の四騎士もかわいいんですよ!笑

世界転覆を謀るアポカリプスと、彼が集めたミュータント”黙示録の四騎士”(”マグニートー”ことエリック含む)が、これから世界を未曾有の恐怖の陥れようとしているとき、チャールズがエリックに改心してもらえないかテレパシーで交信を試みる場面があるのですが、その場面でチャールズとテレパシーで会話するエリックのカットがありまして、その彼の背後でこの黙示録の四騎士とアポカリプスは何をしていたと思いますか??

これにはびっくりしましたよ。なぜなら彼らは、エリックがテレパシーで会話している傍ら、各々の衣装やヘアスタイルが決まっているか、嬉々として会話しているんですよ!笑
映画館でそのカットを観ながら思わず「えーーー!!?仲良しこよし??!萌え要素!!?」ってズッコケそうになりました。笑

キャラの整理力にやはり難あるブライアン・シンガーの手腕

なので、映画のルックとしてはエンタメ度がグッと増し、敵キャラも萌え要員として魅力的で、全体としてわりと楽しんだ『〜アポカリプス』ですが、そこはブライアン・シンガー監督。
登場するキャラが非常に多いコトでも特徴的なX-MENシリーズですが、この多い登場キャラたちの”活躍の全体的な采配”と”各キャラの深掘り”については、ブライアン・シンガー監督の相変わらずな力量不足が目立つな〜と思いました。

たとえば、前作『フューチャー&パスト』でもそうでしたが、今回も”マグニートー”ことエリックの行動原理がとにかく謎なんですよ。
序盤、彼が人類に対して憎しみを持つきっかけとなる”ある事件”が起きるのですが、その事件によって彼が怒り狂う、という心情まではわかるのですが、その怒りの矛先が警察等の”体制”側ではなく、自分の職場というのも、怒りの発散先としては気分良くないし、その後アポカリプスと出会ったコトによって力が増大し、世界中を破壊させるに至る理由も目的もいまいちわかんないんですよね。
なんなら、今回一番世界を破壊させたのはアポカリプスではなく、彼なんですよ。笑

前作でもスケールのデカいコトをしておきながら結局何がしたかったのか不明だったエリックですが、おそらくはブライアン・シンガー監督自身、マイケル・ファスベンダーが演じるエリックはあまりお気に召さないのでしょうか。笑

『X-MEN』〜『X-MEN ファイナル・ディシジョン』の旧三部作だったら人類最強、恐怖の権化だったイアン・マッケラン演じるエリックと比較しても、「お前何したいの??ただただ邪魔なんだけど!」って役回りが多く、せっかくマシュー・ヴォーン監督の『〜ファースト・ジェネレーション』でとても魅力的に描かれていただけに、非常に残念でした。

というようにですね、目的のわからないキャラもいれば、「それで死ぬの!?」ってあっけない幕切れとなるキャラもいたりして、ブライアン・シンガー監督が手掛けるX-MEN作品って全体的に各キャラへの万遍ない愛に欠ける印象があるんですよね。特に前作『〜フューチャー&パスト』と本作の新三部作2本は。

各アメコミ映画シリーズの分類について、予習編でも少し触れましたが、各アメコミ映画シリーズを手掛けるにあたって監督に求められる能力って、”シリーズ全体のバランスを整える力”と、シリーズ作品が増えれば増えるほど必要となってくる”各キャラの整理力”だと思うんですね。

いま、各アメコミ映画シリーズの中でも頭ひとつ抜けて大ヒットを連発させているマーベル・シネマティック・ユニバースも、『アベンジャーズ』の監督ジョス・ウェドン、『シビルウォー/キャプテン・アメリカ』の監督ルッソ兄弟らは、シリーズの前後関係を見据えた上でどのように作品に落とし込むか、というシリーズのバランス感覚、たくさん出てくるキャラの全てをどう万遍なく魅力的に見せるか、という見せ場演出のふたつの技量が、とてもクオリティの高い状態で実現できる監督で、だからこそ次作以降の作品にも彼らを起用させているんだと思うんですね。

この”シリーズ全体のバランスを整える力”と”各キャラの整理力”が、残念ながらブライアン・シンガー監督には欠け、『〜ファースト・ジェネレーション』のマシュー・ヴォーン監督はそれが秀でていると思うんですよ。

ただ、ブライアン・シンガー監督って、きっとプライドの高い方だと思うんですよね。
自分が監督として直接手掛けるX-MEN作品のコトをとにかく贔屓にしているというか、他人が作った作品はよほど気に入っていないんだろうな〜ってプライドの高さみたいなものも見受けられました。

そのコトを確信した象徴的な場面が、若い頃のジーンやサイクロプスらが映画『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』を観に行く場面。
スター・ウォーズシリーズ2作目にあたる『〜帝国の逆襲』を観終わって映画館を後にする際、「3作目はダメね」「シリーズの3作目は駄作が多いからね」的なセリフがあるんですよ。

これはもう、旧三部作の1、2作目を手掛けたブライアン・シンガー監督が『スーパーマン リターンズ』の撮影のため、3作目の『〜ファイナル・ディシジョン』は降板せざるを得ず、その結果自身の予定していた内容と異なる最終作となったコトに激怒した過去を持つ、彼なりのかなり皮肉を込めたメッセージですよね。

新三部作におけるエリックの扱いの変化も、旧三部作の最終作を手掛けるコトが出来なかった悔いを暗示させる皮肉なメッセージも、結局X-MENシリーズは全部自分がやりたかった、という監督自身の欲みたいなものを感じるんですよ〜。それで彼が手掛ける作品だけが突出して面白かったら、観ているこちらとしても文句しようが無いですが、残念ながら”普通”なんですよ。笑

『〜アポカリプス』にて新三部作は終わりますが、今後にも続きそうな予感させる場面もありましたし、今年は『デッドプール』も公開されました。
20世紀フォックスによるマーベル映画シリーズのユニバース化はこれから始まると思います。次はどんなX-MENになるか楽しみにしつつ、欲を言えば今回の新三部作はぜんぶマシュー・ヴォーン監督に撮って欲しかったな…。笑

なんてないものねだりをしつつも新三部作の最終作『〜アポカリプス』、上述の通り敵キャラの萌え感がブライアン・シンガー監督作品史上でもトップクラスで凄まじいので、それだけでも観る価値大アリです!おすすめです!!

ではでは〜。


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