ジャン黒糖の映画あれこれ

[予習編]『007 スペクター』公開直前!いまさら聞けない007シリーズの魅力特集!【前編】

[予習編]『007 スペクター』公開直前!いまさら聞けない007シリーズの魅力特集!【前編】

[予習編]『007 スペクター』公開直前!いまさら聞けない007シリーズの魅力特集!【前編】


どうも、ジャン黒糖です。

ブログを再開させて自分の中である目標を立てまして、第1フェーズの目標としては知人友人には特に拡散せず、記事を更新し続けてまずはなんとか500pv/日を目指そうとしているのですが、知名度は皆無に近いいま、達成するのは難しいとひしひし感じております。このままでは第2フェーズの施策投入まで時間がかかりそうだな…笑

さて、今回は世界的人気作『007』シリーズ特集です!

かれこれ1作目の『007 ドクター・ノオ』が公開されてから今年で53年が経ち、今年24作目となる最新作『007 スペクター』が公開される訳ですが、007シリーズの魅力とは何か?ファンは何を最新作に期待しているのか?観に行く前にいまから観ておいた方が良い作品は何か?その辺りを私自身、根強いファンの1人ってレベルでは無いのですが、”007弱者”の方がいらっしゃいましたらぜひ、お読み頂ければと思います。
通常でしたら1本1本紹介していく形式で予習編をお送り出来ればと思ったのですが、さすがにシリーズ本数が多いので、今回は「007シリーズってこんなイメージだよね」とあくまで総論としてお伝えいたします。

■そもそも007ってなんなの?!シリーズの魅力とは?

007というのは元々イギリスに実在する諜報機関MI6が持つ要員のことで、シリーズ劇中で007のコードネームを持つスパイはなんとミッションのためであれば殺しのライセンスを持っているんですね、危険。笑
※実際にはそんなライセンスもちろん存在しません!

本シリーズではそんな殺しのライセンスを持つ男、ジェームズ・ボンドが世界の悪の組織と対峙する活躍を描いているのですが、シリーズに共通する魅力、いわばお約束事には主に以下のようなものが挙げられます。
・ジェームズ・ボンドのセクシーさ、ダンディズム
・お酒好きでスーツをキレイに着こなす
・女性(通称ボンド・ガール)とすぐ寝る
・荒唐無稽にも思えるスパイガジェット
これらの魅力に対して、敵役がどんなやつで、とか今回はこんなスパイ道具で、等々の足し引きバランスがシリーズ個々の作品の魅力になっている。

007シリーズの場合、その足し引きバランスの振れ幅が大きく、言ってしまうとこのブレブレの振れ幅こそがシリーズを53年もの間続けさせてきた最大の要因ともいえる。
言うまでもなく、シリーズ53年の間、寅さんのように1人の役者がジェームズ・ボンドを演じている訳はなく、歴代6人の俳優が彼を演じている。

ジェームズ・ボンド

当然顔も違ければ、醸し出す雰囲気も異なるため、それが各役者によって007作品の映画的ルックを大きく変えている。
この辺りが007ファンにとってどの007作品が好きか、という評価の別れるところ。

■各ボンド像のイメージ、魅力について。ジェームズ・ボンドは日本のゴジラだ!

イメージ的には
初代ジェームズ・ボンド演じるショーン・コネリーはその後50年以上続くシリーズの基盤、お約束事を作っただけあってボンドが持つユーモラス、セクシーさ、ダンディズム、さらには映画的緊張感・アクションなど、一番バランスの取れているかと思われる。
最新作『007 スペクター』を観るにはショーン・コネリー時代のボンド映画を観ておくのが楽しむ上では良いかな、と。特にシリーズ屈指の名作といわれる『007 ロシアより愛をこめて』がやはりオススメ!
理由は予習編【後編】にて。

初代ジェームズ・ボンド ショーン・コネリー

続く2代目ボンド、ジョージ・レイゼンビーはファンには未だに根強い人気を持つ。彼のボンド映画はわずか『女王陛下の007』(1969年)1本のみで、しかも本作でボンドは1人の女性と結婚する、という超異色作。あらゆる面で映画的技術進化が進んでしまった今、初めて見る身としてはかなりキツいかもな1本。。。正直自分としても冗長的な話進行が少し苦手でした。。。笑

2代目ジェームズ・ボンド ジョージ・レイゼンビー

続く3代目、ロジャー・ムーアになると、初めて主演した『007 死ぬのは奴らだ』の時点で46歳という年齢的な部分もあってか、ボンドのセクシーさは控えめになり、映画的にもサスペンスフルな展開というよりはユーモアを押し出したアプローチが増える。
また、ジャンル映画の流行から受けた影響も強く、ジェームズ・ボンドの持つ銃といえばTHEスパイっぽい小さな拳銃、ワルサーPPKなのだが、『ダーティ・ハリー』シリーズの影響か『007 死ぬのは奴らだ』では大きなマグナム銃をブチかますようになり、『007 ムーン・レイカー』ではもろに『スター・ウォーズ』の影響を受けたかのように宇宙を舞台にアクションを繰り広げる始末。
といった意味でユーモラスなボンド映画を求める人にはオススメかなぁと。

3代目ジェームズ・ボンド ロジャー・ムーア

あらゆるジャンル映画の影響を受けたロジャー・ムーア版ボンドに引き続き4代目を演じたティモシー・ダルトン版は、『ランボー』シリーズのシルベスター・スタローンや『ダイ・ハード』のブルース・ウィリス、アーノルド・シュワルツネッガーなどの80’sアクション映画感の影響満載の作風が目立つ印象。

4代目ジェームズ・ボンド ティモシー・ダルトン

そして5代目、ピアース・ブロスナン。
私個人的には世代的な理由もあって、自分の中のボンド像はこのピアース・ブロスナンによって築かれた!!
彼の作品、特に『007 ゴールデン・アイ』(1995年)は私にとって初めて観たボンド映画というだけでなく、小学生のころ「金曜ロードショー」「ゴールデン洋画劇場」「日曜洋画劇場」によって放送される度に観ていた作品で、ビデオで録画しては何度も観直してたほどで、劇中出てくるプログラマーの”ボールペン回し”は当時マネしすぎて習得した。笑
また、ニンテンドー64から出ていた同タイトルゲームは友達の家で死ぬ程プレイしたので、個人的思い入れも強い。笑

5代目ジェームズ・ボンド ピアース・ブロスナン

ピアース・ブロスナン版ボンドは、ボンドが持つユーモア、セクシー、ミステリアス具合など、どれをとってもショーン・コネリー版以来のバランスが取れていて、アクションにしてもそれを正に現代版ボンドにアップデートしていて良かった。
正直、『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』(1999年)『007 ダイ・アナザー・デイ』(2002年)辺りになるとアクションの荒唐無稽さ、巨大化が異常レベルに来てしまっていたので、正直交代もしょうがないかなと。。。

と、ここで現行ボンド、ダニエル・クレイグについて語る前に、ここまでを振り返ると、ジェームズ・ボンドというのは時に優秀なスパイ、時に女性にとってのセックスシンボル、時に軽快なジョークを言うユーモアある人物、など様々な顔を持っており、そのバランスをどう描くか、がシリーズの魅力でもあり、様々な映画的アプローチに工夫をこなしてきた。
そんな映画史を代表する最大のポップカルチャーの象徴ともいえるシリーズは、しかしこれまで「ボンド映画、これ以上シリーズ続けて行くの厳しくない?」という非難を受けてきたのも事実で、その度にアップデート、路線変更など、抗ってきた努力の歴史ともいえる。

この点、何かに似ていると思った。そう、日本のゴジラだった!
ゴジラも半世紀以上続くシリーズの歴史の中で様々なバランスを持っていた。
時に恐怖の象徴として、時に自然界の神的存在として、時にユーモア溢れる愛すべきキャラクターとして、時に人類の欲が生み出した悲劇の怪物として。
主人公に作り手はどんな息吹を吹き込むことでシリーズをより長く、より素晴らしい作品を生み出して行くか、ということは長寿シリーズが抱える悩ましいテーマですね。
ゴジラ特集もいずれやりたいですね。

■どうなの?!6代目ジェームズ・ボンド

そして最新作『007 スペクター』でもボンドを演じている6代目、ダニエル・クレイグだ。
これまで何度も撮り続け、路線変更を繰り返してきた007シリーズだが、彼が演じるボンド像は何か。それはボンドの”再構築”であろう。

スペクター

ピアース・ブロスナンがボンドを演じていたころ、長年本シリーズを続けてきたイアン・プロダクションはイアン・フレミング原作のシリーズ第1作『カジノ・ロワイヤル』の映画化権をついに得たことをきっかけに、これまでの映画シリーズと異なる、原作に忠実な新しい007像を制作側は求め企画がスタートした。
そんな訳でこれまでのボンド役刷新と異なり、元から出発点としてボンド像の再定義が根底にあり、結果的にはそれが特長ともなったのがこの6代目、ダニエル版007だ。

世の中的にもちょうど『バットマン ビギンズ』が批評的にも興行的にも大成功を納め、前日譚=プリクエル作品が多く出始めた時期でもあった。
その結果、2006年に公開されたシリーズ21作目『007 カジノ・ロワイヤル』は歴代もっともボンドの顔が持つ”複雑性”に迫り、これまで以上にボンドのミステリアスな魅力が表現された傑作となった。

また、この頃のアクション映画界での人気はドラマ『24 -TWENTY FOUR-』や同じくスパイモノの『ボーン』シリーズのリアル志向強いアクションや演出が流行っていた。

そのためか、『007 カジノ・ロワイヤル』の評判を受けて次に作られた『007 慰めの報酬』で描かれるアクションはそんな時代的潮流を組んだようなアクションが次から次へと盛り込まれた。
また、シリーズ初の前作からそのまま地続きの続編であることや、アイシア・キースとホワイト・ストライプスのジャック・ホワイトのデュエットなど、事前の話題性の高さながら、時期的に全米脚本家ストライキの影響をもろに受けていたこともあり、筋書きの荒さが目立ったやや残念な結果となった。
そのため、これまで何度も叫ばれてきた「やはりシリーズを続けていくのは難しいのでは?」という危機に今回もまた陥った。

そこで次の作品の監督として、50周年記念ボンドの監督に主演のダニエル自身からも指名され名前が挙がったのがアカデミー監督賞受賞経験もある名匠サム・メンデスだ。正直彼の名前が挙がったときは「007シリーズにサム・メンデス?!いくら50周年記念作とはいえちょっと…」と危惧をしていた。

上述の通り、007シリーズというのは映画史を代表する大衆的ポップカルチャー作品であって、決して芸術性を高めるような作品ではなかった。
そこに『アメリカン・ビューティー』や『ロード・トゥ・パーディション』のサム・メンデスが撮るというのは、いくらなんでも彼自身の資質的にも合っていないのでは?と私自身、使いどころが間違っているのでは?と思っていた。

ところが蓋を開けてみればびっくり。
このダニエル版007で描いてきたボンド像再定義という姿勢をこれ以上無いくらいに見事やってのけてくれた!

スペクター

正直、誰も見たことのないボンド映画になったのは間違いないし、ボンド映画として観るには『007 スカイフォール』は失格の出来といえる。
ただ、これまで誰も観たことの無いボンドという1人の男性への迫り方、描き方はさすがは世界一流監督ならではで、画作りにしても美しいぃぃぃいい!!の一語に尽きる、『ボーン』シリーズや『M:I』シリーズなど、他のスパイ映画シリーズには撮れない、なんなら他のどの映画シリーズにも描けない、世界最長にして最強のポップカルチャー007シリーズだからこそ描ける、本物の大人のエンタテイメントに仕上がっていた。

さて、そんな007シリーズ第24作目『007 スペクター』はどんな映画なのか?!
予習編後半にてその魅力について、予習してまいります。

ではでは〜


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