ジャン黒糖の映画あれこれ

【予習編】『オデッセイ』公開記念!リドリー・スコット監督映画特集!

【予習編】『オデッセイ』公開記念!リドリー・スコット監督映画特集!

【予習編】『オデッセイ』公開記念!リドリー・スコット監督映画特集!


どうも、ジャン黒糖です。

公開に間に合わずすっかり溜めてしまった記事がもう1件。。
ブログ更新には時間と体力が必要だと日々痛感。。。笑
それであればツイッターで気軽に短評とか載せれば…とも考えたのですが、このブログをいずれは映画についての”超個人的なWEBマガジン”としていきたいので、こうして記事コンテンツを充実させていくコト、頑張っていきたいと思います。笑

さて、今回の特集は前回の【予習編】『オデッセイ』公開記念!火星(をはじめとする宇宙)映画特集!につづいて映画『オデッセイ』の特集と題して、リドリー・スコット監督映画特集!です。
いや〜この数ヶ月間、『オデッセイ』に向けて彼の過去作品を観てきた日々を思い出します。。笑

リドリー・スコット監督とは??映画進出まで

リドリー・スコット監督の映画進出までのプロフィールをざっとご紹介します。

リドリー・スコット

実はリドリー・スコット監督、彼のフィルモグラフィーから想像していたのと異なり意外にもイギリス出身、国籍を持つ映画監督で、『エイリアン』の前作にして彼の映画監督としてのデビュー作『デュエリスト/決闘者』(1977年)はイギリス制作の作品で、実はイギリス出身監督さんだったんですね〜。

学生時代から美術大学でグラフィックデザインについて学び、写真・映像に興味のあった彼は卒業後イギリスの公共放送局BBCに入社して様々なドラマ、ドキュメンタリーを手掛けていったのですが、いち会社員としてテレビの中での表現に限界を感じて制作会社を設立、数千本にもわたる非常に多くのCMを制作していくようになったそうです。
このことからも、彼は元から映像業界の可能性に魅力を感じ、企業広告・公共放送としての映像表現アーティストとしての映像表現の間でバランスを取りながら活動してきた方なのだなぁと思いました。

そんな彼のCMディレクターとしての有名な作品が1984年に手掛けたアップルMacintoshの当時製品のCMです。
YouTubeにもあがっているので貼っておきますね。

同年行われたアメリカ・スーパーボウルの試合間に一度だけ放映されたCMらしいのですが、とても企業CMとは思えない、かなり攻めたイチ映像作品として見入ってしまいましたよこれは。笑
1984年といえばリドリー・スコットのフィルモグラフィー上でいえば『エイリアン』(1979年)『ブレードランナー』(1982年)と、いまでこそSF映画界に永遠に刻まれた金字塔的2作品を世に放った後なので、もう完全に油の乗った時期といえますね〜。

こうした、広告業界で手掛けたもの凄いCMの制作本数のかいもあってか、映像技術に関する知識・経験も非常に豊富で映画界に進出後もハリウッドきっての映像派として知られていくようになりました。

映画監督としてのリドリー・スコットの魅力

そんな彼ですが、広告業界で鍛え上げた知識・経験と、細部にわたって追求する完璧主義ゆえに、ハリウッド映画の分業された制作システム・流れにおいてはスタッフと衝突することも多く、トラブルも多いそうです。

エイリアン
映画『エイリアン』撮影時より。当然のコトながら二人共いまに比べたら若い…!笑

その結果か、公開当初実は評価的にも興行的にも不振に終わった『ブレードランナー』(1982年)も、公開からしばらく経って評価が高まったことも受けて、彼が編集したディレクターズカット版やファイナルカット版など、様々なバージョンが世に残っている。

映画が公開されたあとでDVD・Blu-ray等のソフト化される際によく”ディレクターズカット版”とありますが、実際のところ“ディレクターズカット版”はリドリー・スコット監督が有名にしたといっても過言では無いと思います。笑

この、『ブレードランナー』で描いたディストピア世界(=徹底した全体主義・管理社会や枯渇した人類文明など、破滅的な未来観のこと)がその後のSF映画に多大な影響を与えたことは、『マトリックス』(1999年)や『マイノリティ・リポート』(2002年)などを観ても明らかでしょう。

ブレードランナー
映画『ブレードランナー』より。
なぜか巨大なモニターに舞妓さんが映る奇妙な日本未来描写もいまとなっては逆に美しく感じるようになりました。。

こうした徹底した世界観の構築は美術スタッフのおかげもありますが、やはりリドリー・スコット監督の完璧主義、偉大さ抜きには語れないでしょう。

いよいよ『オデッセイ』公開!リドリー・スコット監督が描くテーマとは??

さていよいよ日本でもお待ちかねの『オデッセイ』が公開された訳ですが、予告編を観て予習がてらリドリー・スコット監督の過去作品をいくつか観て思ったのがスゲーポジティブな映画だな!!!ってコトでした。

オデッセイ
主人公ワトニー、レイザーラモンHGに負けじと「ふぉーーーー!」(古い?笑)

実は今回リドリー・スコット監督の過去の作品をいくつか観て、彼の作品って実は“どうしようにも抗えない世の中のルール、体制、事態、理(ことわり)”と、行ってしまえばそんな絶対的真理に比べて圧倒的に無力な個人という二項対立について、一貫したテーマとして描いているんではないかな〜と思いました。

たとえば前作『エクソダス 神と王』(2014年)は、血筋によって王になることが決まっているラムセスと、信仰を一切信じなかったにも関わらず進言によって奴隷の指導者となっていくモーセが、神々という絶対的存在を前に苦悩する姿が描かれ、前々作の『悪の法則』(2013年)ではタイトル通り、ちょっとした金儲けをしようとした弁護士がアメリカ〜メキシコに流れる麻薬カルテルの見えない悪の”法則”によって追いつめられていく姿が描かれていて、前2作は共に圧倒的に絶対的真理(神という存在であり、悪の連鎖であり)の存在が大きい作品だなぁと感じました。

悪の法則
映画『悪の法則』ポスター。弁護士さん、あんたに何度も「本気でやるの?」って確認したよな。もう詰んでんだよ。。

それで振り返ってみると、なるほどたしかに女友達の逃避行を描いた『テルマ&ルイーズ』は、女性の自由への活力と、それを追い続ける警察という法律的正義の存在が、アメリカン・ニューシネマ的に切なくも明るく描かれているし、ニコラス・ケイジ演じる超絶潔癖症な詐欺師と離婚した妻との間に生まれた娘との淡い交流を描いた『マッチスティック・メン』(2003年)も、イケないコトとわかっていても詐欺という犯罪行為を娘に加担させてしまい葛藤する姿が描かれる。

マッチスティック・メン
映画『マッチスティック・メン』より。14歳の可愛い娘を演じるアリソン・ローマンは当時23歳でした、というそれだけでも十分な”詐欺”でしたよ。。。

このように、リドリー・スコットの作品って人間ドラマやSF映画、他にも『G.I.ジェーン』(1997年)『ブラックホーク・ダウン』(2001年)などの戦争映画など、ジャンルは多岐にわたれど、実は一貫して絶対的真理・法則・存在と、それに抗うことの出来ない圧倒的に無力な個人がテーマとして描かれ続けているなぁと思いました。

その点、今回の最新作『オデッセイ』でいえば、予告編からもわかる限り”酸素無し・食料30日分・救援まで4年・地球までの距離2億ウン千キロ”と圧ッッッッッッ倒的に詰んでいる状況にも関わらず、それでも科学の力で救援までの歳月をディスコサウンドに乗せて生き抜こうと立ち向かう姿を描く、リドリー・スコット史上でも珍しいぐらいエンタメ性に優れた、とても前向きな映画ではないでしょうか。

御年78歳のリドリー・スコット監督、今後も『ブレードランナー』(監督はしないものの)の続編企画や『プロメテウス』の続編が出るなど、そのご活躍にまだまだ目が離せないと共に『オデッセイ』で前向きエネルギッシュな作品を撮るなど、ホント頭下がります!!!

はい、という訳で最後に予告編貼っておきます。

そして次回、いよいよ本作鑑賞後のレビューをまとめたいと思います!!
記事を書くって大変!笑

ではでは〜。


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